北仲通北地区で2つの再開発事業が始動。 ともに高さ約150メートルのタワーを中心に展開
「となり街」が変わる!北中通地区、海岸通地区
JR桜木町駅をはさんで野毛に隣接する北仲通北地区で2つの大規模再開発事業が具体的に動き始めました。北仲再開発はこれによって大詰めを迎え、完成すれば野毛への人の流れに大きな変化をもたらしそうです。
【北仲通北地区A-1.2地区】
みなとみらい大通りを隔てて横浜市庁舎議会棟と向かい合う地区で、東側でザ・タワー横浜北仲(地上8階、高さ199・95m)に、北側で結婚式場のノートルダム横浜みなとみらいにそれぞれ隣接します。近くをロープウェイのヨコハマエアキャビンが通過します。
ここでは土地の所有者である大和地所(本社・横浜市中区山下町)と住友不動産がジョイントし、地上10階、高さ約150mの超高層ビルを建設します。共同住宅やホテルなどが入居します。令和5年9月に着工しており、同8年12月に竣工予定です。完成すれば横浜市庁舎とはデッキで結ばれ、周辺の回遊性も高まりそうです。
【北仲通北地区B-1地区】
万国橋に近く、アパホテル&リゾート横浜ベイタワーと隣接し、運河の対岸は運河パークという立地です。現在は駐車場として暫定使用されており、テレビドラマのロケ地としても知られています。
ここでは土地所有者の国際物流・倉庫の日新と東急不動産、京急電鉄、第一生命保険の4社がパートナーシップ協定を結んで事業を進|めています。中心となるのは地上40階、高さ約150mのタワービルで、共同住宅、オフィス、商業施設などが入ります。令和5年12月に着工し、同9年9月に竣工予定です。