横浜郵船ビルがホテルに変身
2023年11月20日
海岸通でも3件の再開発事業が発進。
海岸通りでも3件の再開発事業が今年から来年にかけて次々に着工します。
横浜郵船ビルをホテルとして活用するなど歴史的建造物の保全と業務機能の向上、さらに音楽堂新設による文化拠点の創造などを目指します。
【海岸通地区A-1地区】
横浜郵船ビルと神奈川県警察本部にはさまれた地区で、日本郵船、三菱地所、鹿島建設の特定目的会社によって開発事業が進められます。
地上1階、高さ約89mの高層ビルを建設し、オフィス、文化施設、商業施設を収容します。令和6年3月に着工し、同9年3月に完成予定です。
【海岸通地区A-2A-3地区】
日本郵船による開発で、A-2地区では横浜郵船ビルの外観をそのまま保全し内部をホテルに改造するプロジェクトです。また郵船ビルの運河側のA-3地区には音楽堂が建設されます。令和6年4月に着工し、完成は同7年9月の予定。港ヨコハマを象徴する歴史的建造物である横浜郵船ビルの博物館からホテルへの華麗な変身は海岸通の魅力を倍増させ、大きな話題となるでしょう。
【海岸通地区B地区】
万国橋そばの建設当初は倉庫だった建物が地上8階、高さ約40mのオフィス、商業ビルに生まれ変わります。港湾・物流の宇徳(本社・横浜市中区弁天通)による開発で、令和5年6月に着工しており、同7年2月に完成予定です。