野毛地区振興事業協同組合 創立20周年を迎える
「まちづくりトラスト」活用など野毛発展へ着実な歩み2003年(平成15年)-2023年(令和5年)
野毛地区振興事業協同組合(平出揚治理事長)が令和5年(2023)10月8日に創立20周年を迎えました。この機会にその歴史を振り返ってみたいと思います。
平成15年(2003)法人格を取得して
協同組合は平成15年(2003)10月8日に設立登記され活動を開始しました。それまで野毛の街づくりは野毛地区街づくり会が一手に担ってきましたが、街のさらなる振興を図るために土地の取得や収益事業の展開が必要になってきました。法人格のない街づくり会ではこれらの事業は行えないので、協同組合の設立となったのです。
平成16年(2004)スタートは桜木町駅前駐車場・駐輪場経営から
協同組合は平成16年11月、桜木町駅前駐車場駐輪場の営業を始めました。用地を横浜市から有償で借用し、建物は東急電鉄から譲渡されました。同27年には協同組合がまちづくりトラスト資金を活用して市有地を買い取り、丸ごと自前の施設となりました。その収益は街づくりの貴重で安定的な財源となっています。
平成21年(2009)「野毛Hana*Hana」オープン
同21年4月には花咲町1丁目に完成した再開発ビルの一部を協同組合が購入し、地域活動の拠点として「野毛Hana*Hana」をオープンしました。
平成27年(2015)野毛地区街づくり会と協同組合の役割、明確に
平成27年度からは、街づくり会が担当していた野毛大道芸や日ノ出町駅前活性化推進事業、広報活動などを協同組合に移管しました。
出費を伴う事業を協同組合に集約し、街づくり会は横浜市などとともに進める野毛地区振興策などを引き続き進める、と両者の役割を明確にしたのです。
ただし進む道は街づくり会と協同組合はまったく同じです。今後も車の両輪として街づくりを牽引していきます。