桜木町駅前と新港埠頭を結ぶロープウェイの建設進む
2020年11月11日
桜木町駅前と新港埠頭を結ぶロープウェイの建設が進んでいます。開業予定は令和2年度末。みなとみらい地区にまた新しい名物が登場します。
この事業は横浜市が平成29年度に「まちを楽しむ多彩な交通」をテーマにアイデアを公募。泉陽興業(株)が提案した「YOKOHAMA AIR CABIN」(仮称)が採用され、両者が事業実施協定を結んで令和2年1月に着工しました。
泉陽興業はみなとみらい地区でよこはまコスモワールドや観覧車「コスモクロック」を運営しています。
ロープウェイは汽車道に沿うように建設され、停留所は「桜木町駅前」と「運河パーク」(横浜ワールドポーターズ前)の二か所に設置されます。
この間の約630メートルを地上2基、海上3基の合計5基の支柱で支え、最も高いところで約40メートル。8人乗りのゴンドラ36基で運行されるそうです。
事業コンセプトは、(1)新たな交通ネットワークの形成、 (2)まちを楽しむ新たな体験、 (3)新たな景観と賑わいづくり の3点。
移動手段としての利便性だけではなく、みなとみらい地区に新たなテーマパーク的魅力を付け加えることになるでしょう。