関東学院大学のキャンパスが教育文化センター跡地に -市民にも開かれた「知の交流拠点」をめざす

2019年10月27日

教育文化センター跡地に誕生する「関東学院」

 

関内駅南口の教育文化センタ ー跡地に学校法人関東学院が新たなキャンパスを建設しています。 大学生2500人以上が学ぶほか、 市民・企業にも開かれた「知の交 流」のための多様なスペースとなります。

建設されるのは高さ4.9m、 地上7階・地下2階で延床面積は 25221Fです。1階・地下1 階がブックカフェ、スポーツ施設 など、2・3階がホール・ギャラリー、4階が企業のニーズにあわ せたオフィスや協働スペース、5 階がデジタル図書館、そして6階 以上が大学施設となります。地下1階から5階までは市民も利用で き、6階以上も一部の使用が可能 となるそうです。

このフロア構成が物語るように、 新施設は企業・起業家・市民に開 放されます。国際的にも開かれま す。コンセプトは「オープンナレッジポート」の創設。ナレッジとは「知識」のことですから、オープンナレッジポートとは「開かれた知の交流拠点」を意味します。

企業・起業家などには関東大学 がもつ多様な機能が提供されます。 それによって、ここが新たなインキュベーション(新事業育成)拠点となるのです。キャンパスには 留学生や海外研究者に開かれた国際交流ラウンジも設置されます。 そして市民にも開放され、カフェ、 スポーツ施設、図書館などが利用 できるほか、生涯学習講座などを 受講できるようになります。

新キャンパスの開校は令和4年 4月の予定です。街のにぎわい・ 活性化には街に若い人たちがあふ れることが大きな力になります。 地元では、ここに集う学生たちが 関内・関外地区にあふれ出し、街 に活気をもたらすことを期待して います。