野毛ストーリー

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    庭の千草(2) (大谷一郎)

      焼け跡にジャズ喫茶「ちぐさ」はよみがえった。そのウワサはあっという間に広がった。 それは進駐軍が日本人の買い物の場所として、野毛を指定したことにもよる。ここで何かあれば、それは当然、すぐハマのニュースとなる

    • Posted 11月 12, 2016
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  • 庭の千草1
    庭の千草(1) (大谷一郎)

    人生はメリーゴーラウンド。運さえよければ、出かけたところに戻ってくる。 焼土になった横浜に、一人の復員兵が帰ってきた。 不思議な兵隊だった。大陸にいながら一発の弾丸も撃たず、隠匿した「公用腕章」にものをいわせて毎晩のよう

    • Posted 1月 15, 2016
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    リンゴ追分 (大谷一郎)

    右のポッケにや夢がある 左のポッケにやチューインガム・・・ 野毛坂をくだりきった交差点から「都橋」の交番まで、この道は戦後「野毛坂マーケット」といわれた露店がひしめきあい、売り声と買い物客のざわめきで明け暮れていた。 ど

    • Posted 1月 15, 2016
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  • 魚河岸に歌が
    魚河岸に歌が・・・ (大谷一郎)

    昭和二十一・二年。 横浜は大空襲により、灰塵と帰し、わずかに焼け残ったビルには、星条旗かはためき、関内の空には、占領軍のオートジャイロか爆音をたてて昇り降りしていた。食糧事情は最悪。日に二、三人の餓死者が出る。連日の「米

    • Posted 1月 15, 2016
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